媚薬の罠
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No.1849
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たしかに、隆史には聞かせられない話だと麗花は思った。隆史に聞かせたら「好きじゃないのに、結婚するなんて、ダメだろう。離婚したいのか?」ぐらい言いかねない。 「瑠々ちゃん、隆史くんのこと、大好きなのね」 「うん……小学一年生のときからね」 瑠々の声がふるえていた。今にも泣き出しそうだと麗花は思って、そっとテーブルの上の瑠々の手に自分の手を重ねた。 瑠々が迎えの車で帰るのを、駐車場で麗花は見送って、今にも雨が降り出しそうな曇り空を見つめて考えていた。 (瑠々ちゃんに婚約者がいて、二十歳になったら結婚しなきゃいけないのは、どうにもできないことかもしれない。でも、隆史くんが好きって気持ちぐらい伝えさせてあげたい)
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