媚薬の罠
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No.1805
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隆史が国外情勢に対して暗躍している兵器ブローカーの組織に資金提供したり、極端な話だが、どちらかの勢力に加担するということを言い出したなら、世界情勢に影響を与えるので、麗花はそれに対応した指示を出さなければならないと考えていた。 「今夜は星がきれいに見える。なあ、麗花、ある日突然、戦闘に巻き込まれると知らないで同じ星の下で眠ってる市民もいる。小さな子供とかも。それなりに裕福な連中はとっくに逃げ出してたりするかもしれないけど。でも、情けないけど、俺はその人たちに何もしてやれない。さみしい話だよな」 もしも、隆史が何らかの手段で侵攻されるウクライナの市民に情報を流して戦闘に巻き込まれないように逃がそうとすれば、ロシアとしては重要機密の情報漏洩を防ぐために全力で隆史の暗殺を実行するだろう。 大統領暗殺による政権交代や、権力者に対して国内の反勢力の政治家を暗殺することが行われている国である。離れた日本から侵略作戦をだいなしにしようとする敵がいれば容赦しないだろう。 「隆史くん、ごめんなさい」 麗花は隆史が国外の見ず知らずの他人に対しても、悲しみでそれほどまでに胸を痛めるとは考えていなかった。
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