媚薬の罠
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1549
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗かえる
本文
「さっき食べた玉子粥は、麗花の子供の頃の思い出の味なんだな」 「昔と同じ味で張さんは作ってくれる。母も私も、玉子粥に油条をちぎって入れて食べるのが大好きだったの」 麗花はそう言って、しばらく黙りこんだ。子供の頃のことを思い出しているようだった。 (麗花様は生まれた時から、裕福な家庭で育ったわけじゃなかったのね) そんなことを考えていた月岡愛莉に、徐麗花は話しかけた。 「私を育てるために母は体を売っていたわ。そしてエイズで亡くなった。観光客相手に一人で商売をしていてね。風俗店で働いていれば病気になりにくかったはずだし、病気が悪化する前に気づいて死なずに済んだかもしれない」 麗花から燕杏の代理でデリバリーヘルス店〈桃花〉を任されている月岡愛莉にも、玉子粥の話を聞かせたのは、働く風俗嬢たちの健康管理をしっかり行ってほしいということを伝えたかったようだ。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
レイプ
>
媚薬の罠
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説