媚薬の罠
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No.1304
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「初音はてっきり隆史さん狙いだと思ってたけどな」 「姉さんと似てるから美形の男性が好きなのよ」 麗のカフェで、谷崎綾子と麗が珈琲を飲みながら話している。綾子のいる元村長の家に集まることは多いが、綾子から麗のカフェに顔を出すことはめずらしい。 谷崎綾子の姉、谷崎椿は谷崎龍之介と檜垣雅樹が美形だったのでよく二人を見つめてうっとりとしていたと綾子は思い出して麗に言った。 「隆史さんが来るまで、綾子さんをずっと叔母さんだと思ってたけど、本当はお母さんだったなんてあたし、気づかなかったよ」 「初音と麗を姉妹にして育てたほうが育てやすかったからね。椿姉さんが生きてたら、いとこで育てたかもしれないけど、近くに暮らしているから姉妹みたいに育ったとは思うよ」 隆史の前や客人の前では敬語で話す綾子だが、麗だけと話すときには口調がちがう。 初音と麗が二人でいれば口調は丁寧になる。初音の話し方が麗とちがうのは、綾子の口調の使い分けによるものだとわかる。 「お母さんって呼ぶのはへんな感じだから、今までと同じで、綾子さんでいいよね」 「急に変えられても、私のほうが落ち着かない。今までと同じでいきましょう」
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