媚薬の罠
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1072
┗
修正
削除
※残り修正回数=3回
ペンネーム
┗かえる
本文
「そんな危なっかしい訓練しているんですか?」 燕杏が眉をしかめる。 「中国には毒手って拳法の技があるだろう。訓練で壺いっぱいに毒たっぷりの液とか粉末を作って毎日片手を突っ込む。弱い毒から少しずつ強い毒にしていき、手を慣れさせていく。完成すると毒に毎日さわった手で直接ふれられた相手は、麻痺したり、後日、じわじわ毒で体調が悪くなったりする」 「奇拳ですね。聞いたことはありますが、手が慣れる前に手が腐るらしいです」 「手肌に優しいとはいえないよな。それに、ずっと革の手袋を毒の手にはつけておかないと、うっかり目もこすれない。やろうとは思わないけど、その毒手って技は、俺ならできると思う。たとえば鬼ごっこして鬼の人はは本気を出したら手袋を外す。タッチされた人は、解毒するか毒の効果がなくなるまで生き残れば勝ちとか」 「うぅ、嫌ですね、そんな鬼ごっこ」 本条恵美が淹れた緑茶を三人分テーブルに置いて言った。隆史が湯飲みにふーふーと息をかけて、ちびちび飲む。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
レイプ
>
媚薬の罠
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説