媚薬の罠
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隆史の檜垣の血統を継ぐ体は毒物にも耐性があるが、たとえば頭痛がしても、市販の頭痛薬などでは効かない。 外傷、たとえば切り傷などは自分で作った軟膏を塗り傷痕も目立たないぐらい素早く治癒することができる。 体調がおかしいと気づいたので隆史は湯治場に10年ぶりに訪れたのだった。 「御父上様は、毎年のようにここに来られて湯治をなさっておられました。檜垣様も毎年とは言いませんが、湯治に来られるほうがよろしいと思われます) 「親父は俺より体が弱かったから。屋敷で寝てることのほうが多い人だったな」 先代当主は隆史が10歳になった春の暖かな日に、蝋燭の火を吹き消されたように、屋敷の庭の桜が満開になっているのを見ながら静かに息を引き取った。 檜垣雅樹(ひがきまさき)、享年48歳。
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