「分からないわ。検査でも異常がなかったし。せっかくだから、このまま体を拭いてもらいましょ」
「え?」
「こんな状態じゃお風呂は無理でしょ?それに、体の表面を刺激するのはある程度の効果が期待できるの。木村くんを呼ぶわ」
「男の看護師ですか?!」
「そうよ、ひよっこもおばさんもいっちょまえに休み欲しがって…補助の分際で組合なんか」
「先生にお願いできませんか?」
「嫌よ!コメディカルの仕事じゃない!どうしてドクターである私が。お兄さんでしょ?家族の支えも必要よ」
俺は去っていく女医に文句を言ってやりたかったが、智子がこうしてしまったのも俺にせいかもしれない。
それに、やっと調教が進んできたのに、知らない男になど妹を触らせる訳にはいかない。
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