「見て、これが正常なおちんちんよ」
母さんはバスタブの縁の壁側においていたものを鏡に貼り付けた。
「ちょ…それ」
「何よ、あくまでジョークグッズよ。何を想像してるの」
吸盤で張り付いたであろうそれは、リアルな色と形状のディルドで陰嚢まで模られていた。
「これ、平均サイズの13センチだし、亀頭露出してるでしょ。まるで子供じゃない、それ」
「いや、これはちゃんと剥けるよ」
まさか大人のおもちゃと比較されて仮性包茎を咎められると思わなかった。
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