(ま、まさか・・・)
考えてみたら、あんなにタイミングよく、警官が踏み込んできたこと自体おかしかった。
「でも信じてください。
僕は笹原さんを尊敬していたし、笹原さんのザーメン飲めて、本当に嬉しかったんです。」
「お!おい!!!!」
俺はパイプ椅子を倒し、アクリル壁を思いっきり殴りつけた。
直ぐに警官たちに羽交い締めにさえ、俺は部屋から引きずり出される。
「テメエラァ!許さねー!ゼッテー許さねー!!」
最後に視界に写ったのは、赤い唇がゆっくりと微笑む姿だった。
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