本気の愛は血を超える
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「美貴・・・だから駄目なのよ」 母さんの答えは一貫していた。 かつては快楽に溺れたとしても母さんは大人で世間も知っているのだ。 僕達に禁忌を負わせ、奈落に堕ちていくのを止めようとしている。 それが僕達に対する母さんの愛なんだろう。 「ママはずっと美貴と一緒にいてあげる・・・だからお兄ちゃんとは駄目」 「ママ・・・どうしても駄目なの?」 美貴は引き下がらない。 以前のやり取りでも無理矢理納得させられていたが、諦めていない。 多分、こんなやり取りを頻繁にしてるのだろう。 その度に母さんは粘り強く美貴を諭しているんだろう。 「美貴はお兄ちゃんと共に生きるとして、セックスしないでいれる?・・・もしセックスして赤ちゃん宿しても諦めれる?」 母さんのその言葉に美貴はポロポロと泣きながら俯いてしまう。 頭ごなしの否定では無いが、むしろ現実を理解させようと諭すから反論も何も出来ないだろう。 僕も同時に思う。 どうしたら僕達全員が納得できて幸せになれる道があるんだろうか・・・
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