愛娘
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私は、凛空の方を振り返れなかった。 情けないかもしれないが、まだ決心はつかないでいた。 脱衣場からそのまま背中を向けて出る私に、凛空が声をかけてくる。 「絶対・・・蒼空だけは・・・真っ直ぐ愛してあげて・・・」 小さな声だったが、私の心には妙に引っかかった言葉だったのだ。 火照った身体のまま部屋の明かりもつけずベッドに身を投げ出す。 父親としては失格だ。 母よりも女を選んだ元妻を罵る資格はもう私には無い。 火照った身体の熱が引かない。 むしろ更に熱くなってる気がしてきた。 その熱に浮いた心をひたすらに鎮めようと、私が薄暗い天井を見つめ続けていると・・・ ガチャリと部屋のドアが開く。 顔だけそちらに向ける。 差し込んでくる明かりと、それを塞ぐ人影。 暗闇に慣れた目を細めて見る先に・・・ バスタオル一枚だけの蒼空がいた。
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