ツインズ・パニック
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No.186
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ペンネーム
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そう言われて少し考える。 俺はそう言えば母さんに甘えた記憶がなかった。 だから甘えろと言われてもぴんとこなかったから、当時も可愛いげの無い行動を琴音さんにしてたかもしれない。 まだ子供だったとは言え思い出すとちょっと恥ずかしい。 そしてよくよく考えると、夫婦仲はよく見えたうちの家は、何故かよそよそしかったかもしれない。 色々知った今、親父も母さんも、夫と妻、父と母を演じていたような気がするのだ。 多分気持ちは通わず、世間の為に役割をこなしていた・・・ 母さんは母親らしい事はしてくれたが、どこか甘えを拒絶するような感じがあったような気がする。 母さんが死ぬ少し前・・・ 入院する母さんの見舞いに毎日行ったが、母さんはニコニコしながらも、俺と少し話すと疲れたと言って横になっていた。 あれは体力的なしんどさだけじゃない拒絶をどこか感じていたが、色々知った今は俺や親父に対する愛情が薄かったのは何となく感じる。 今思えば琴音さんの方が当時からお母さんっぽかった。
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