「…宴会芸担当でぇっす!!」
大きな声でそう言いながら股間に添えた両手を大きく上に上げる。
コマネチだ。
友美さんは真っ赤な顔で俺たちを見ながらコマネチをした。
客席からはまた拍手が起こる。
「すいませ〜ん!ボーイさん!友美さんがぎこちなくて、まだうまくできないみたーいwちゃんと練習させました?w」
かやが大きな声でボーイを呼ぶ。
「申し訳ありません。友美さん、お客様に謝りなさい。」
「…す、すいません…上手くできなくて…。」
友美さんは店中の全員が注目する中、俺たちに謝罪をした。
「やり直してくださいよーw上手くできるまで何回もw」
「…そ、そんな…!」
結局、友美さんは全員に見られながら1人コマネチの練習をさせられた。
「…宴会芸担当でっす!!…宴会芸担当でっす!!…宴会芸担当でっす!!」
「もっと速くw動きも大きくw…声も小さいですよw笑顔でw…もっと思い切り股間突き出してw」
かやから何度もダメ出しをされ、周りから笑われながら友美さんは1人コマネチ挨拶を続けた。
↑に続く文章を投稿して下さい
©2002-2024 PIPI's World 『投稿小説』 All Rights Reseved. | 投 稿 小 説 |