「うん。いいけど…」
僕はそう言ってから澪音ちゃんの顔を見つめた。
「私も、瞳美お姉ちゃんが一緒のほうが楽しいと思います」
澪音ちゃんはニコリとしながら言った。
「それに…瞳美お姉ちゃんと一緒に行くって言えば、私の両親も安心して許してくれるでしょうから…」
「そうだな!」
僕たちは3人で海に行くことに決めた。そして解散し、それぞれ帰路に着いた。
この日から間もなく、大学も小中高校も一斉に夏休みになった。
夏休み初日、僕は自分の運転する車に澪音ちゃんと瞳美を乗せ、海辺の町に向かった。幸い天気がとても良好だった為、早速行くことにしたのだ。
実家から車に乗って運転し、途中で澪音ちゃんと瞳美を乗せた。また、車の中には、絵の具や絵筆、キャンバスやイーゼルなどの画材や道具を載せていた。
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