謎の学校
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初めて人前で過去のことを話した。 頬を涙が伝うのを感じた。 人生で初めて、女性の前で泣いた…かもしれない。 鈴「はい」 鈴がハンカチを差し出してくる。 それを受け取って、顔を、目元を拭う。 夕子「原久田さん…」 舞「そんな過去があったんですね…」 周りで聞いていた面々も、悲しそうな顔をする。 深雪「つらかったですか?」 「まあ、そうだな…自分が教師をやっていていいのか、自問自答する日々だった」 鈴「全部が、史ちゃんのせいだとは思えないんだけど」 「そうだといいけどな…」 夕子「安心してください。理事長の言うとおり、ここは原久田さんの居場所がある場所なんです」 「ああ、ありがとう」 深雪「少し特殊だけど、絶対にいい場所ですから」 舞「困ったり、悩みがあったら、いつでも聞きますよ」 「まあ、そうしようかな」 鈴「ここは、みんな、史ちゃんの味方なんだよ」 「そうか…」 また目頭が熱くなりそうだ。 ここに来て初めて、周りの人間の温かさに気づいた瞬間だった。
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