清純奴隷の日記
-削除/修正-
処理を選択してください
No.10
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗五目春雨
本文
起きたらきっと父と母がいて──もしいなくても、そこにはきっと祖父がいて…… 文字通り、そんな夢物語を胸の中で思いながら、目を閉じました。 ※※※ 目が覚めると、部屋の入口に食事が置いてありました。 世界は昨日のままで、ちかちかする蛍光灯があるだけ。 手を付けたくは無かったのですが、お腹がぎゅるるる鳴っていて、電灯に引き寄せられる虫のように、食事の盆へと向かって行きました。 時間が経っていたみたいで、見るからにぱさぱさして冷えていました。 お盆は、扉の隣を見たところ、下にほんの少しだけ隙間が開いていました。 しかしそれは、腕を入れるのがやっとで、頭が通るような大きさではありませんでした。 私はご飯に味噌汁、野菜炒めだけの食事を取って、ごろんと横になりました。 父も母もいない、祖父も助けに来てくれない。 私の目に涙が溢れました。どうしてこんなところにいるのか、一体何をさせられるのか。 泣いて伏せっていると、誰かがお盆をがちゃんと下げて行く音が聞こえました。 慌てて駆け寄りましたが、誰もいません。私の叫び声は、また空しくこだましました。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ロリ
>
清純奴隷の日記
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説