だが、今の進一はその全てが自身の甘さ故に起きた事だと思っていた。その為に愛していた主と引き離された事は、全てが自分の所為であったと信じている。
進一は、一生フォルトナに出会わない覚悟を固めつつあった。それは、主の一生に泥を塗った自分が負うべき、当然の罰であると、そう考えていた。
それが、彼を破滅させた亜美を苦しめる事になると。
彼を愛するフォルトナを苦しめる事になると。
進一は、気付かずにいた・・・・・
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