しかし、禁断症状が出るほどに飢え渇いたチヅルの子宮は溢れさせることなく精子を吸収していく。
「ああん、リョウトのせ…精子、嬉しいの…」
チヅルはリョウトの精子感触に涙を流して喜ぶ。
しかし、飢えも治り始め感情が落ち着いてくると、目覚める事もなく精子を出し続けることしか出来ないリョウトの姿に悲しみの涙がふたたび頬を伝う。
「リョウト、早く元気になってね」
チヅルはこの絶望的な状況で自分が優先して目醒めさせられたという事の意味を噛み締めその内に闘志を燃やす。
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