「獲物は?」
「兎です……狼も用意してます」
ここで言う兎や狼は怪人技術を応用した“獣人”であるが耳と尻尾が出ている少年若しくは少女を指すが時折年齢が一桁の男児や女児を出す事もある。狩人は仕留めた獲物を好きなように出来るのだ、獣人側に逃げ徳が起きない様に獲物には“獣化ナノマシン”が投与されており逃げれば逃げる時間が多くなる程に獣へと変貌する事になる。こうなれば待っているのはヒト以下の飼い殺しだ。
「獅子は危過ぎるって言う事ね」
前回は参加者が危ない目に逢いアリアは専属ドロイドに命じて獅子型獣人の少年を捕まえた事一幕もあり、幾分従順な狼になった訳だ。
↑に続く文章を投稿して下さい
©2002-2024 PIPI's World 『投稿小説』 All Rights Reseved. | 投 稿 小 説 |