ぴったりとくっついていると、本当に奈々さんの体温と一緒に、心臓の鼓動も感じ取れた。
同じように、僕の体温や鼓動を奈々さんも感じてくれている。
お互いに、まるで熊の心臓でも載せているかのようにドクンドクンと言っている。
奈々さんとこうなっているだけで、もう夢のようで、頭もとろけそうだ。
しっかりと抱き着いて、互いを感じあっていた時間はどれだけだったのか。
僕の感覚は、奈々さんが僕を欲している事も感じ取っていた。もちろん、僕も同じくらい彼女を欲している。その気持ちも送り込む。
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