「・・・確かにあなたたちの気持ちはわかります」
「でもそれなら私たちの気持ちもわかりますよね?」
「「そーゆーわけですので、どうぞお引き取りください」」
「ちょ、ちょっと姉さん?みんな?」
バチバチバチィッ!
両者の間で激しく飛び散る見えない火花。
女たちを言葉による懐柔は無理と判断した2人組は、素早く戦略を切り替える。
すなわち、半ば置いてけぼりにされている本命。
恵一の懐柔・・・いや籠絡である。
2人組は2人であることを最大限に利用し、1人をうまく肉の防壁をすり抜けさせると。
子供では決して出せない大人のフェロモンを全開にして恵一を背後から抱きしめた。
↑に続く文章を投稿して下さい
©2002-2024 PIPI's World 『投稿小説』 All Rights Reseved. | 投 稿 小 説 |