快楽エネルギー世界 1
性の快楽をエネルギーに変換する技術が開発されて早100年。
人類は快楽エネルギーを生命エネルギーに変換するナノマシンによって、快楽に溺れるだけで生存可能となり、いつまでも若々しさを保つことができるようになっていた。
しかしデメリットがなかったわけではなく、快楽こそが生存に必要な生態になってしまった人類は、より大きな快楽を得られる女性が生まれやすくなり、男女比が著しく狂ってしまったのだ。
また、快楽を貪る為に女性として生まれてきたこの時代の女性達は、みな見目麗しい淫乱であり、彼女達の性欲に付き合える男性はごく少数であった。
その為、そのごく少数の男性を除いて、ほとんどの男性は女性とは別々になって暮らしている。
そして女性達の生活圏では……
「ね、姉ちゃん、学校遅刻するって」
「らって、らって、あんたのおちんちんすごく気持ちいいんだもん!!」
拒絶するような事を口にしながら姉を下から突き上げる弟と、彼の上で快楽を貪る姉。
姉は大のブラコンで、弟以外の男とセックスするなど夢にも思わない。
……もっとも、彼女の周囲にいる男など、弟を置いて他にはいないのだが。
彼ら姉弟に父親はいない。
母親が精子バンクで手に入れた精子を用いて二人を生み、シングルマザーとなっているからだ。
この時代では特に珍しい話ではない。ほとんどの男性は、女性の性欲に付き合わされるとすぐ腎虚で死んでしまうのだから、両親がそろっている家庭の方が珍しいのだ。
精通以来四六時中求めてくる姉や母、近所の幼馴染やクラスメイト、担任などに毎日のように輪姦され、見知らぬ女性にいきなり逆レイプされることも当たり前な性活に完全適応している弟がおかしいのである。
彼のような男性は、このまま一生、否、半永久的に愛する家族や恋人に輪姦され続ける運命なのである。
学校に行くのも、ほぼ弟が犯される為に行くようなものである。
女性の性欲が極端に強いこの時代、行きずりのセックスも多いのだが、この姉弟の姉のように特定の相手にのみ欲情する一途な女性もそれなりにいる。
弟の好みはそういう一途な子であった。
それに加えて、ワガママなナイスバディをそなえた姉は、ドストライクである。
もっとも、この時代、スタイルの良くない女性というのはかえって希少なくらいなのだが。
「ね、姉ちゃん。続きは学校から帰った後にしようか。今晩は寝かせないから、さ。頼むよ。」
「えー。だって学校に行ってる間、弟が犯されちゃうじゃない?私、そんなのいやだよ。弟の精液が1ミリリットルでも他の女に注がれるなんて、や。最後の1滴までお姉ちゃんの腟内に注ぎ込んでほしい。」
「そうは言っても…う…姉ちゃん、きついって」
「♪〜」
弟の説得に対し姉は騎乗位の体勢にて腰を振ることで返答する。
Eカップにまで育った胸を揺らしつつ、腟内で弟の肉棒をくわえついている。
「姉ちゃんってば!…う。また出るっ!」
幾度の射精を繰り返した弟。その表情からは、憔悴しきった印象が見受けられるが、姉はそんな弟とは対照的に、恍惚の表情で笑顔を浮かべた。
「こ〜らっ!2人ともいつまでヤッてるの?学校に遅刻しちゃうわよ!?
早く着替えて下りてらっしゃい」
「っ!?」
「か、母さん・・・」
突然甘い時間に水を差すような声に驚き、姉弟がそろって振り向くと。
そこには豊満な胸の前で腕を組み、仁王立ちする母の姿があった。
姉もかなりスタイルのいいほうだが、母のそれは姉をはるかに凌駕する。
ただでさえ大きかった胸は子供2人を産んで、さらに体積と重量を増し。
今も体内で生成され続けている甘いミルクの香りを漂わせている。