あの頃に戻って、取り戻せ
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ウチのリビングに着くと全員揃っていた。出勤前でスーツ姿の父親達、そして主婦2人と藍だ。 何て言おうか迷ったがこの際だ、一気に決める事にした。 誰かが口を開く前に俺は先制攻撃に出る。 藍の両親に向かって 「娘さんを下さい」 交際報告をすっ飛ばして一気に結婚許可を取りに行く。この場の全員に俺の本気度を示す為にもな。 色々問いただしたかったであろう面子も突然の奇襲攻撃を受けて場は沈黙に包まれた。 「本気かい?」 「冗談にみえます?だとしたら心外です」 「……」 「……」 藍の父親と見つめ合う。睨みあっている訳ではないが互いに視線を外さず、その場に張り詰めた空気が漂う。 「……はあ。いずれこの時が来るだろうとは思ってたけど随分早かったなあ」 藍の父親がそう呟いた後に藍に訊ねる 「藍の気持ちは?」 「も、勿論、たっちゃんと結婚するよ!」
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