世界の中心で平和を叫ぶ。第3部
-削除/修正-
処理を選択してください
No.544
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗愚者
本文
しかし相手は間違いなく格上のゴルディアース。 悪の組織なら名前くらい誰でも知っているほどの有名人・・・いや、要注意人物だ。 うっかり彼に見つかってしまったために、壊滅させられた組織は数知れず。 彼我の実力を判断できずに逮捕・死亡したものは星の数に上る。 先ほど真価を問われていると言ったものの、おそらく操が十全の力を出しても切り抜けられるかどうかわからない相手であった。 啓太と操が警戒する中、鬼瓦ことゴルディアースは余った左手で捕縛されたネットワーク・フェアリーをつかみあげる。 「そんなに警戒しなくてもいい。ほら、お目当てのものもちゃんと君に返しておこう」 そして驚くべきことに世界最悪の犯罪者の代名詞、怪人をいとも簡単に啓太の元に投げ渡したのだ。 まるで友人に缶ジュースを投げ渡すような気軽さで。 程度の差こそあれ、正義の味方にとって怪人とは滅ぼさなければならない『悪』である。 それを何もしないで持ち主に返すだなんて。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
SF
>
世界の中心で平和を叫ぶ。第3部
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説