超合体★アクメロボ ガングリオン
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No.532
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セーガン博士「コリン…。こんなになるまで地球のためによく戦ってくれた」 コリン「…父さん、お礼なんかいらないよ。僕は自分のためにやったんだ」 セーガン博士「コリン! 意識が戻ったのか?!」 コリン「まぁね…」 セーガン博士「今は戦いの事は忘れろ。ゆっくり治療に専念するんだ。マックロ―がお前をすぐに治してくれるさ」 博士は無理に笑顔を作りながらそう言ったものの、涙が溢れて鼻声になってしまうのは隠せなかった。 コリン「気休めは言わないでくれ。僕の身体はもうダメなんだろ?」 セーガン博士「ギクッ!!! な、なぜそんなこと言うんだ? そんな弱気でどうするんだ! お前は治る! 治るさ、絶対に!!」 コリン「自分の身体のことは…自分が一番わかってるさ。正直に言ってくれ」 セーガン博士「…う、う、宇宙放射線病だ…。末期で全身に転移が広がっている。マックロ―が必死に食い止めてはいるが…細胞破壊が…止まらない…っ!」 博士は絞り出すようにそう言うと、涙がこぼれ落ちるのを見せまいと空を見上げた。 震える拳は固く握りしめられ、爪先には血がにじんでいる。
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