世界の中心で平和を叫ぶ。第3部
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「くッ・・・う?」 啓太の元から離れた永遠は、移動途中に少しだけ頭を押さえわずかにうめく。 だが今は命より大事な主人の危機。そんなことにかまっている余裕はなかった。 簡単な連絡を済ませて集合場所に向かうと、そこにはすでに護衛チームが集結していた。 「・・・被害状況と現状報告を」 失敗したのか、などと無粋な質問をするものはいなかった。 作戦の失敗などとうに連絡済みだし、仮になくても永遠の顔色を見れば一目瞭然であった。 「オレ(ネットワーク・フェアリー)の1人が殺られた。 事実隠蔽と報告のため、今は護衛班と死体運搬班の2チームに分かれて行動している」 『・・・っ!?』 殺られた、という言葉に仲間たちが明らかに顔色を変えた。 主人の命令に背いたのだ、彼らが驚くのも無理もないことだろう。 だが今はその責任を追及している場合ではない。 永遠はそのまま報告を続けた。
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世界の中心で平和を叫ぶ。第3部
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