世界の中心で平和を叫ぶ。第3部
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No.459
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それはこの場を逃れるには1番自然な言い逃れ。 まして今の永遠はかなり顔色が悪い。 授業を中断された教授は多少不愉快そうにしつつも、教室から出ることを許可した。 だが永遠が怪人であることを知っている啓太は、信じられないものを見るかのように永遠にたずねた。 「腹が痛いって・・・ホントに大丈夫なのか?」 「ああ大丈夫、大丈夫。あんまりひどいようなら病院、行ってくるからさ」 その言葉に啓太はまだ心配そうにしつつも、とりあえず納得した。 怪人が腹痛になるなど考えにくいが、病院(=基地)に行くと言ったのだ。 問題があればすぐに解決に向けて動いてくれるだろう。そう思ったのだ。 そう考えるあたり、啓太は組織の長としてまだ駆け出しであることがうかがえた。 啓太はまだ知らない。今、自分のために1人の怪人が死んだことを。 そして戦いのときがすぐそこまで迫っていることを。
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