世界の中心で平和を叫ぶ。第3部
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黒河から最も遠いところで妨害を仕掛けていたネットワーク・フェアリーの胸に、小さなナイフが1本突き刺さっていたのだ。 それは『これ以上邪魔するな』という遠回しなメッセージに他ならない。 もっともいつ死んでもおかしくない生活を送っている怪人に、それは脅しにはならない。 ネットワーク・フェアリーが驚いているのは、自分たちが啓太の言いつけを破ってしまったことに対してだ。 啓太は常日頃から命を粗末にするな、命令もなしに勝手に死ぬなと口をすっぱくして言っている。 それを今、破ってしまったのだ。 ネットワーク・フェアリーが動揺するのも無理のないことだった。 (し、死んだ!死んでしまったぞ!?) (けけけ啓太様の言いつけを破ってしまった!) (い、いや破っていない!死んだのは私の一部だ!) (そんな我々の理論が啓太様に通じるか!)
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