ハーレム宇宙戦艦
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「なるほど…そこの少尉」 「は…はいぃっ!!!?」 急に自分にふられたカナメはカツーンッと勢い良く踵(かかと)を鳴らして直立不動の姿勢を取る。 ちなみに今も彼は女装のままだが、それに対して不審の目を向ける者は幸か不幸か誰一人としていなかった。 将官は尋ねる。 「ライオネット大佐の証言に間違いは無いかね?」 「え…えっとぉ…あの…そ…それは…」 クリスは小声で囁いた。 (カナメちゃん…「間違いありません」と言って…お願いだから…) (艦長…) …そうだ、クリスだって艦の皆を守るために自分の良心に蓋(ふた)をして嘘をついているのだ。 戦争は始まってしまったのだ…今さら真実を明らかにして何になる? カナメは覚悟を決め、ゴクリと唾を飲み込んで宣言した。 「ま…間違い…ありません!!」 「…そうか、解った。もう帰ってよろしい。ご苦労だったね」 「……」 意外にアッサリ信じられ、カナメは拍子抜けする。 こんな簡単で良いのか…。
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