太陽の嘆き
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カルロスは金貨を怪しんでいた。 突如淫らな夢を見たり意識が朦朧としたり…最終的には急に光を放って消え失せる、そんな金貨がまともであるはずがない。 「とにかく、もう少し様子を見る。もしもヤバそうなら、すぐに逃げるからな」 「了解」 ペドロ達は小声で返事をする。彼等が見ている前で男達は興奮した様子で金貨の入った樽を次々と運び出していく。 まるでカルロス達がやってきたことをその男達が繰り返しているかのようだ。それがカルロスには不気味に思えて仕方がなかった。 (あの金貨…いったい何なんだ?) やがて、金貨が怪しげな光を放ち始めた。カルロスはその光景に背筋が凍るような感覚を覚える。 男達が眠ると同時に金貨は溶け、男達の腰布の下へと潜り込んでいく。 これがカルロス達が金貨を見つけた時に見た淫らな幻覚の正体であった。
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