ハーレム宇宙戦艦
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「な…っ!?」 「恐らく目的はマーズナイトかと…」 “マーズナイト”とは21世紀中頃に発見された火星でしか採掘されない希少鉱物で、燃焼させると僅かな量で膨大なエネルギーを生み出し、しかも有害物質は出さないという非常に都合の良い物質である。 既に枯渇しかけていた石油に代わり、新たなエネルギー源として地球でも重宝されていたが、火星との国交が断絶して10年…今や地球にあった大量の備蓄分は底を尽きつつあり、マーズナイトに頼っていた地球の産業界は窮地に追いやられていた。 そこに付け入る形で、禁を破って密輸を行う者が後を絶たなかった…。 「な…なるほど、それで通商が禁じられているはずの火星付近を航行していた訳か…」 話を聞いたカナメは納得する。 クリスは通信士に命じた。 「銀河丸に繋いでちょうだい」 「了解!回線を繋ぎます」 モニターに先程の船長の顔が映し出された。 『こちら銀河丸。あのぉ…それで方針は決まりましたか?』 「その前にお聞きしたい事があります。貴船の目的をお教え願いたいのですが…」 『な…何故そんな事が知りたいのですか?』
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