悪魔を孕んだ聖母達
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No.27
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「さて、これからどうするかな…」 カルラは、自身の臨月腹を見てぼやく。早くこのバケモノをどうにかしなければ、皆がレイラと同じ最期を遂げることになる。やはり、レジスタンスに向かうのが最も良い選択であろうと思うが、何せこの腹だ。 いつレイラのように産気づいて出産するとも限らない。出産すれば、確実にバケモノが何もかもを食い荒らすだろう。 しかし慎重に行動するにも、彼女たちには時間は残されてはいない。あのイカレた研究所が、逃げ出した実験サンプルを放って置くわけがないからだ。 どのみち、このボテ腹を抱えてレジスタンスまで急ぐしかないだろう。 「…っ」 彼女のなかで蠢くバケモノがお腹を蹴った。 「安心しろ。お前が生まれてくる時は、蜂の巣にしてやるからな。」 産気づく前に、何としてでもレジスタンスに着かなくては、一巻の終わりだ。
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