太陽の嘆き
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劣情と不安感が渦巻くのを誤魔化すように、海賊たちは美女の身体を貪った。 「テ・ケリ・ア……イア・クトゥ……ア・トゥル・ル……テ・イア・イア……ル・ケリ・リ」 先ほどまでの歌声とは違う、低くて短調のより深い水底から響いてくるような祈りに似た歌が、目の前で犯されてる女の口から聞こえてくる。 それに合わせるかのように部屋全体が震え、染み出すように壁や床の表面に黒いゼリー状のヘドロが表れた。 イソギンチャクの触腕のようなものが伸びると、ウゾウゾと蠢いて海賊たちの周囲を囲んでいる。 「「ア・クトゥ・ル・ル……イア・テ・ケリ……ル・クトゥ・イア・ア……テ・ケリ・トゥル・ル……ル・イア・テケ・ルフ」」 合唱するように揺れる触手に響き渡る歌声。 悍ましいはずのそれらに囲まれている男たちは、それでも狂ったように腰を振り美女の肉体に溺れていた。
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