ワイルド7
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No.107
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セブンは周りを見渡していたが違和感を感じていた。 遺跡荒らしや盗賊関係にしては、様子がおかしい・・・取り囲んでいる者達は、こちらに怯えに似た感情でこちらを見ている。 他の者は気付いていないようだが、勘の鋭いセブンは、その微妙な感覚を掴んでいた。 セブンは無造作に見える足取りで、少し前に出る。そして手を大きく開くと物陰に向かって叫んだのだ。 「おーい、出てきてくれ・・・俺達は君らのような子供達に危害を加える気は無い!」 周囲がセブンの行動に驚く中、15歳ぐらいの少年が出てきたのだ。 「・・・よく俺達の事、分かったな」 おそらくこの少年がリーダー格なのだろう・・・周囲から顔を覗かせている子供達は、心配そうに様子を見ている。 「嘘だろ・・・俺達を囲んでたのが子供なんて・・・」 「ほんと、よく分かったわね・・・」 ノーラやジェシーが感心をしながら様子を見る。
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