あの頃に戻って、取り戻せ
-削除/修正-
処理を選択してください
No.103
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
俺がそう言うと、チラリと藍が俺を見てくる。 その顔はまさに嫉妬・・・ 少し震えてしまうぐらい見事に嫉妬の顔だった。 まあだからと言って先輩にやっぱりダメですとは言えないし、そんな事言ったら藍ともこじれる。 つまり、あからさまに喜んだ俺の責任と言う事なのだ。 トホホな状態なのだが、藍は後でフォローするとして、一番濡れにくいルートで校門近くまで移動する。 すると俺の母の車がもう来ていたのだ。 「あら、いいタイミングね」 ニヤニヤしている母。 俺は助手席、先輩と藍は後部座席に乗る。 「まず先輩の家からお願いできるかな」 「いいわよ、次に藍ちゃん家ね」 「あ、私はたっちゃん家で!」 当然の流れと言うか、声に若干プレッシャーを感じるのは気のせいか。 俺を見る視線や嫉妬する所もそうだけど、藍ってここまで肉食系なのかとびっくりするぐらい積極的だった。 こうやって俺にぞっこんでいてくれるのは嬉しいが、逆に転がり落ちたら俺の追えないスピードで去って行きそうな怖さも感じてしまう。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
SF
>
あの頃に戻って、取り戻せ
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説