「・・・」
アリアとアムは少しの間、お互い見つめ合ったままだった。
だが、ふとアリアの両手がアムの頬に伸びる。
ムニュ………
「ふぁ!?」
少年らしい柔らかな頬をアリアの指が摘む。
「あたしを独占したいのはわかるけど、イザヨイを探しに行かないとね♪」
ニッコリと、からかうような笑みでアムに伝えるとアリアは玄関へと進む。
だが、外に出ると丁度イザヨイと鉢合わせた。
「おぉ、アリア殿、遅れて申し訳ない」
魚の燻製らしき物を手にイザヨイが詫びた。
「これを思い出して、用意したのでござる。」
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