「た、助けてくれ!」
リドリーは親玉に助けを求めるが、他の山賊達は既に力尽きて呑み込まれてしまっていた。
「お、俺ぁまだ死にたくねぇ!」
親玉はリドリーを見捨てて逃げようとするが…水晶玉の方が早かった。親玉までもがリドリー達と同じように呑み込まれてしまう。
アジトの中に静寂が訪れた。
山賊達は全員水晶玉に呑み込まれてしまった。水晶玉はグネグネとうごめくと、どこかへと消え去ってしまった。
後に残されたのは、白濁液まみれになったアジトだけ。
その後、この山賊団を見た者は誰もいないという…。
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