「1、2、3…」
男は目の前に倒れている盗賊達を数えた。全部で10人、全員、気絶している。
「これだけか…少ねえなあ」
男の名はガロフという。年齢は30歳、大柄な体格をしている。武器は背中に背負った大斧で、革の鎧を着ているがサイズが合っていないのかピチピチである。
「まあ良いさ、金目の物さえありゃあな!」
そう言うとガロフは倒れている盗賊達から身ぐるみを剥ぎ始めた。
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