「おい、姉様担いで足腰でも鍛えるのか?」
「あまり大きな声出さないでください、芹那さん寝てますから。それに足腰鍛えるなら日向さんを担いだ方がよっぽど鍛わりますよ」
いきなり近付いて来て何を言うかと思えばくだらないことをと、呆れた表情を浮かべて少し小さめの声で日向に今の状況を説明する籐弥。その返答に小首を傾げて再び日向が口を開いた。
「姉様なんかしたのか?」
「僕の身体の傷を治した途端、いきなりこうなりましたから、何をしたと言われても…」
「あぁ、なるほど、そうかそうか。じゃあなボウズ」
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