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最奥
官能リレー小説 - ファンタジー系

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最奥 1

その当時の文献によると、この若きメアーキの蛮人は、何の武器も防具も持たず、猛獣のなめし革で造られた腰ミノのみでダンジョンに潜ったという。
 
そうだ。腰ミノ一枚、それが最初にダマンのダンジョンを訪れた時のロガーの持ち物の全てだった。

笑い話ではあるが、文字通りロガーは、裸一貫でダンジョンに潜り、そして成し遂げた。数々のモンスターを倒し、最奥に到達したのだ。
ダンジョンは彼を迎え入れるとしっかりと閉じてしまった。まるで花が虫を誘い込むかのように、ロガーを閉じ込めてしまったのだ。
そうとは知らないロガーは一本道の通路をつき進んでいく。

そのうちロガーは、自分がダンジョンの罠にかかったことを悟った。しかし、彼はこの状況を楽しんでいた。蛮人としての本能が刺激され、裸一貫で挑む冒険に胸が高鳴っていた。
背後で通路が閉じていき、彼は否応なしに前に進むしかない状況に追い込まれていた。そしてついに最奥へと至った。
そこは、巨大な空間だった。開口部の一切存在しない球状の部屋だった。

文献に記述されているのはそこまでだった。
その部屋は、触手型モンスターに埋め尽くされていた。
百鬼夜行という言葉がふさわしいだろう。人ならざるモンスターの群れだ。
しかしロガーはひるむことなく、触手の群れに飛び込んでいった。
だがロガーの快進撃もそこまでだった。次第に疲労が蓄積され始めると、数で勝るモンスターたちに押され始めた。
そしてついに敗れたのだ。
無数の触手がロガーの全身に絡みつくと、その身体を弄び始めた。
全身に群がった触手たちがロガーの全身をまさぐり始めたのだ。
若いロガーは反応してしまった。最初は嫌悪感しかなかったのだが、次第に下半身が熱を帯び始めてしまった。そして触手たちは、それを見逃さなかった。
ロガーの肉体に絡みついた触手が彼の腰ミノを脱がし始めたのだ。
ロガーは暴れて抵抗したが、触手たちの力は強烈だった。なすすべもなく腰ミノを剥かれてしまった。
彼は一糸まとわぬ姿となった。その股間から垂れる男性器は、天を突くように屹立していた。かなりの巨根だった。
触手たちがその肉棒を扱き始める。
「やめろ!」
ロガーは叫んだが、その声は触手たちには届かなかった。
触手たちは容赦がなかった。ロガーの身体を拘束したまま、彼の敏感な部分を責め続けた。そしてついに彼は果ててしまった。大量の精液がほとばしり、彼自身の身体を汚した。
しかし触手たちは、まだ満足していなかった。ロガーの身体を床に横たえると、彼の肉体をまさぐり始めた。
そしてついに、彼の肛門にまで触手が迫ってきた。
「そ、そこは駄目だ!」
再びロガーは叫んだが、やはり触手たちには届かなかった。
触手たちは容赦なくロガーの直腸に潜り込んだ。その衝撃と激痛に彼は悲鳴を上げた。しかし、それはすぐに快楽に変じた。


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