剣の主
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No.989
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「そ…そうだな…(今はまだ?という事はコイツもいずれはジェムに対して反旗を翻す気か?ジェムは本当に敵だらけだなぁ…まぁ、俺もいざという時の身の振り方だけは考えておいた方が良さそうだな…)」 引き立てて貰った恩はあれど共に心中する気は無し…いかにも節操の無いオルハンらしい考えであったし、現在ジェムの(ヤヴズ一族以外の)臣下には彼のような人間が多かった。 いざとなったらジェムなど見捨ててサッサと逃げるか敵方に寝返る算段だ。 だがそんな彼らの内心をジェムが察していない訳が無かった。 彼らはジェムによって釘を刺される事となる…。 そして、ついにアル・ディーンが王宮にやって来た。 「ヤヴズ・ジェム大執政閣下、アル・ディーン、参上しました」 ジェムを前にしてのディーンの第一声はそれだけだった。 口上も世辞も無い…実に彼らしい質素な挨拶。 「うむ、遠い所わざわざ大儀だったな、ジャバル太守アル・ディーン。この度呼んだのは君に問い正したい事があったからだ」
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