剣の主
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「そうだそうだ」 「ジェムの言うとおりだと思う」 「相手を“許す”って大事だよな」 周りの生徒達もジェムの意見に賛同し始める。 「そ…そうだなぁ…被害者のセイルがそれで良いと言うのであれば…」 教官はそう言ってジェムから視線を逸らし、セイルの方に目を向けた。 「えぇ!?ぼ…僕ですかぁ!?」 いきなり話を振られたセイルは面食らった。 「ばっかじゃねえの!?セイルは薄汚ねえ罠にはまって、もう少しで人生を狂わされる所だったんだぜ!?それを許すなんて…」 パサンが吐き捨てるように言う。 ジェムは今度はセイルに歩み寄ると、やはり彼の手を握って訴えかけた。 「…セイル君、どうだろう?君を騙して退学に追い込もうとした二人だが、ここは一つ、寛大な心で許してはもらえないだろうか?」 「…う…うん…」
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