剣の主
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No.970
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┗とくめい氏
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セイルの処分にシャリーヤが納得すると別の官吏が現れてある報告をする。 「閣下、新王都予定地への調査官が帰って参りました」 「解った。それでは話を聞こう。あの地は新生イルシャ王国の未来を決める重要地だからね」 「・・・・・・・(本当にあの土地を都にして大丈夫なのかよ)」 不敵に笑うジェムに対して、報告に来た官吏は内心複雑であった。 新王都予定地はイルシャ王国にとって非常に特別な所だったからであるが、諫言してもジェムの不興を買うだけで大人しく従うしかなかった。 ジェムが政権を着実に固めている頃、セイルは部屋に引きこもり今後の事を考えていた。 「ミレルを助けるとはいえ、ゲムはまた報復をして来そうだな。かといって殺せばジェムは僕を敵とみなしただろうな…それにアルトリアを持て余してる。これからどうしよう…」 ジェムによってゲムが処刑されたのを知らないゲムへの報告とアルトリアを持て余す現状にセイルは悩んでいた。
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