剣の主
-削除/修正-
処理を選択してください
No.966
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
王宮ではジェムがシャリーヤから報告を聞いていた。 「白衛隊一個小隊が全滅させられただって!?」 「はい、あの聖剣の精霊が本気を出し、ものの数分で…」 「クソッ!あの忌々しい精霊めぇ…よくも僕の手勢を…!!」 だがゲムとセイルが揉める事を知って泳がせた自分にも責は無いでもない…それがまた腹立たしいジェムであった。 そこへ官吏が現れて告げる。 「失礼いたします閣下、ゲム様が至急お会いしたいと…」 「閣下ぁ〜っ!!」 官吏の言葉も終わらぬ内にゲム(あの後なんとか屋敷に帰り着き、服を着てから登城して来たらしい)が飛び込んで来て怒鳴り散らしながら主張し始めた。 「もう我慢がなりません!!あのクルアーン・セイルめとその従者達に死の制裁をお与え願いたい!!それと子細は不明ですが王都衛士隊に所属する衛士を二人…」 ……ビキッ ジェムの額に青筋が走った。 この状況での登場はタイミングが悪すぎた…とシャリーヤは思う。 次の瞬間、ジェムは音吐朗々、声を張り上げて叫んだ。 「衛兵えぇぇーっ!!!!この男を捕らえよおぉぉーっ!!!!」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
ファンタジー系
>
剣の主
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説