剣の主
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No.922
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ペンネーム
┗とくめい氏
本文
「はい、畏まりました」 ジェムから書簡を受け取った文官は速やかに退出するとアル・ディーンの領地へ向かった。 文官がいなくなるとジェムは狼狽えるアル・ディーンを想像してドス黒い笑顔になる。 未だ自分に服従する気配のなく用心深いアル・ディーンの動向が気になるジェムは気が気でなかった。 「ふっふっふ〜(あの男は油断出来ない。ここらで屈服させて僕の手駒として働かせないとな。まあ、もしも僕に逆らったら粛清すれば良い。卒業試験での恨みが晴らせるからね)」 そして、卒業試験で優勝を漁夫の利で奪われたことも根に持っていた。 結果的に騎士学校卒業式で卒業生代表として答辞を行えたが、それでも不快であった。
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