剣の主
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No.911
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せっかく心配して来たのにいきなり怒鳴られ、訳が解らないまま部屋を後にするセイルであった。 「…そうじゃ、セイル!」 部屋を出ようとした時、ウマルはふと何かに思い至ったようにその背に声を掛けた。 「何ですか?お祖父様」 「お前、アルトリアさんとはいつ結婚するんじゃ?」 「ブフウゥゥゥーッ!!!!?」 虚を突いた突然の質問に、セイルは何も口に入れていないのに盛大に噴き出してしまった。 これが食事中なら食卓は大惨事である。 「け…け…け…結婚とか!!僕にはまだ早いですから!!てゆーか!!え!?アルトリアと!!?無いです!!!無いですから!!!」 「何じゃと!?お前達は“そういう仲”ではなかったのか?」 「はい…(そう言えば騎士学校時代の最後の長期休暇中にお祖父様の家でそんなような話になったんだっけ…)」 「いやぁ…わしはてっきりお前達が相思相愛で将来を誓い合った仲なのかと……うぅ〜む…つまり体だけの関係という訳か…いや、最近の若者は随分と割り切った付き合い方をするのう…」
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