謎の岩
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No.9
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┗舞央
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学者として生き残ってきた直感と判断に従いその場を離れると、新たな出会いを求めて荒野へと踏み出す。 残った食料と飲料水の量が心配になった頃。やっとのことで人の住む村へと辿り着く。 遠目に見たところ髪の長い女性らしき人影ばかりであり、極端に露出の多い民族衣装のような物からのぞく褐色肌は凹凸の激しいグラマラスな曲線を描いていた。 敵意が無いことを示すため、荷物袋やナイフを地面に落とし両腕を横に広げて掌を見せると、門番らしい女の子が黒い穂先の槍を向けながら誰何してくる。 「白い男が、ゾネス村に、何の用だ? 村の場所、何で分かった?」 腕を上げたり指を曲げるジェスチャーは、国や民族によって意味が変わるために、もっとも無難な無抵抗を選んだのは正解だったらしい。 意外と流暢な少女の話を聞くに、俺のように肌の色が薄い男は珍しいが知られていて、ゾネスというらしい村は見つけ辛くなっていたらしい。 先ほどの黒人の男達が探していた村らしいから、警戒するのも仕方ないだろう。 「俺の名はミールス、学者だ。この地域の事を知りたくて人を探していたら、何でか村を見つけられていたんだが……」
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