剣の主
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No.896
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「…先輩、最近世の中が急速に窮屈になっていってる気がしませんかぁ…?」 「何かあったか?」 「行き着けの定食屋が飯代を値上げしたんですよ」 「何だ、そんな事か…」 「重要な事ですよ!!別の食堂はライスとキャベツのおかわり自由が売りだったのに、この前行ってみたら『そのサービスは止めました』って…。それに市場に行ってみたら食材が物凄い値上げされてて…」 「食い物の事ばかりだな…しかしまあ、窮屈さなら俺も感じてるよ。皆が他人に対して不寛容になって…しかも他罰的になってる。以前だったら笑って済ましていた些細な事にカッとなってキレる人が増えたね」 「ほんと…ジェムが大執政の地位に就いてから世の中おかしいですよ…」 「しっ!滅多な事を口にするんじゃない。どこで白衛隊のスパイが聞き耳を立てていないとも限らない。先週第一中隊のヘブラヒムが捕まって処刑されたのは知ってるだろう?以前彼は酒の席で大声でヤヴズ・ジェムの批判をした。そのたった一度きりだけだった」 「それにしても白衛隊だってそんなに大所帯じゃないでしょう?」
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