剣の主
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No.880
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「嘘だっ!!嘘だぁ〜っ!!!う〜そ〜だぁ〜っ!!!!」 「……」 パサンが困っている(呆れている)と、小隊長のサラームが来てハディードに言った。 「中隊長殿、この中隊にはあなたをナメている者など一人もおりませんよ。さぁ、奴隷達に指示を与えてください」 「うぅ…わ…解ったよぉ……オイ!!貴様らぁ!!ボヤボヤするな!!キリキリ働けえぇい!!」 「「「は…はぁ〜いっ!!」」」 ハディードの一喝で奴隷達は休めていた手を再び動かし始める。 このサラームはかつて北方鎮台軍で蛮族討伐戦で功績を挙げ、イスカンダリア駐留軍に栄転して来たバリバリの現場叩き上げの老騎士であり、面倒見も良く部下達からも尊敬されており、上官のハディードも彼には頭が上がらないのだった。 …とはいえ当のサラーム自身は“どんなアホでも上官は敬うべき”という考えの持ち主であり、中隊でハディードに対してナメた態度を取らないほぼ唯一の人間である。 「…パサン、お前俺が以前言った事覚えてるか?」 部下が上官をナメて始めたら軍は組織として機能しなくなる…ゆえに部下は上官に服従せねばらないし、上官は部下の命に責任を持たねばならない…。
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