異界のミノケンタウロスとヤリマンの旅
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No.87
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本文
初めは白い光を放っていた魔法陣は、両種族の闘いが進むうちに血や汗を吸ったためか、赤黒い光が混じり始めたのだ。 その変化も体を重ねての陵辱が進むうちに、桃色染みた赤紫の光に落ち着いていった。 魔法陣から立ち昇る魔力の気配は、周囲へと広がり彼女らを飲み込んでいく。 精と血と淫汁と汗と乳の臭いが部屋に立ち込める頃には、すっかりと闘争と情欲の渦巻く坩堝へと変わり果てていた。 隠密状態のまま部屋唯一の出入り口付近まで撤退したケルプは、この状態から目線を切ることに本能的危機感を覚えた。 理由としては、部屋の外の構造を把握しきれていないせいでもある。 だがそれ以上に、じんわりと淡く輝きを放ち続けている馬面の覆面から伝わる、両種族の永年の因縁さえ塗り潰しかねないどす黒い悪意が、自分を見逃すとは思えなかったことに尽きた。
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